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《天月ノ詠》

西の空に太陽が沈むと東の空に満月が昇り始めます。明るく輝く満月が地上を照らし、昼間と同じように影を地面に落とします。月明かりに照らし出される風景は、どんな色合いを見せてくれるのでしょうか? ここは早春の伊豆半島。物語は夕暮れ時から始まります。正面に見えるのはまだ雪深い富士山、まだまだ春は遠そうです。でも南伊豆には一足先に春が訪れているようです。川岸の土手には早桜が咲きちょうど満開を迎えています。
満月の輝きよりも強く光る大都市の夜景。そして、歴史ある町並みを照らす満月。月はさまざまな風景を照らし出します。
最後に、月夜の星空を見るために、宮古島へ向かいましょう。早春のこの時期、日本の最南端に近い宮古島では、ちょうど南十字星が地平線ギリギリに昇ってくる所です。月明かりに照らされる白い砂浜と群青色に染まる夜空に輝く星を眺めていると、時が経つことを忘れてしまいそうになります。 月明かりの下、さまざまな夜景と星空を巡る旅に出掛けましょう!

VR映像仕様


映像解像度 映像タイプ 音声 時間 ライセンス
4K 8K 12K 16K 2D 3D 2ch 7:17 
     


月夜の富士山



伊豆半島と星空の旅

横浜から近くて星がよく見える場所に行きたい、となるとまず先に思い浮かぶのは「伊豆半島」である。南に行けば行くほど空は暗くなり、見える星の数は増えてくる。 ただ伊豆半島を貫く高速道路はまだ出来ていないので、半島の付け根から先端まで一般道で向かうことになる。時間は掛かるが、数多くの景勝地に寄り道ができるので飽きることがない。 今回は修善寺道路から西伊豆スカイラインを経て、駿河湾沿いを南下し南伊豆を目指した。
西伊豆スカイラインに入ってすぐに目に入るのが、達磨山である。この一帯は、トレッキングコースも整備され、それぞれの赴くままに旅をすることが出来る。 登山道の入口に車を止めて、達磨山山頂までは15分から20分程度。 山頂部がなだらかなため、なかなか山頂に到着しないのが少々辛い所。
西伊豆スカイラインをさらに南下すると、仁科峠に到着する。仁科峠は星がよく見えるポイントとしても良く知られている。丘の上まで登れば360度視界が開け、正面には遠く富士山が見えている。 この辺りが、伊豆半島のちょうど真ん中付近。
西伊豆スカイラインを降り、国道136号線を使ってさらに南下する。 駿河湾沿いのリアス式海岸をトレースするように走るこの国道は、昼間であれば木々の合間から美しい景色が頻繁に見えてくる。夜だと何も見えないが、車のガラス越しにでも星が見えるようになってきて、テンションも上がる。
東名道を降りてから約3時間程度かかり、南伊豆の石廊崎に到着する。伊豆半島の最南端、3方向を太平洋に囲まれ見渡す限りに闇が続く。天気さえ条件が合えば、ここで見られる星空は、日本でもトップクラスに数えられるはず。 しかしながら、しかしながら!天候条件がいつも厳しい・・・ まず第一に常に風が強すぎる。太平洋に突出している伊豆半島の先端に位置しているので、強風が吹き荒れることが日常になっている。 また、伊豆の山々に吹き付ける風が雲を湧かせ、突然雲に覆われることも多い。天気予報と結果が全く合わないことも多く、ここは半分ギャンブルである。
そんな厳しい天候難易度の伊豆半島ではあるが、一足早く春が訪れる。早咲きの川津桜は有名である。シーズンには特別列車や観光バスで多くの観光客が訪れている。 川津ほど有名ではないが、南伊豆にも早咲きの桜が美しい河岸がある。 青野川沿いに桜と菜の花が咲き、黄色と桜色の絨毯のようである。

達磨山

標高982メートルの山。山頂を通るトレッキングコースが整備され、西伊豆スカイラインからも15分程度登れば比較的簡単に頂上に達することが出来るが、山頂が見えているハズなのになかなか山頂に到着できない謎の悲壮感に襲われる。 この周辺で達磨山より高い山がないため、360度ぐるっと見渡せる。正面には、駿河湾越しに富士山があり、整った成層火山の対称的な形が美しい。 東の空も、西の空も遮るものが全く無いため、日の出・日の入り・月の出・月の入り、その姿が水平線に触れるその瞬間まで眺めることが出来る全方向絶景ポイントである。 浸食により若干滑らかな曲面をしている山肌は熊笹に覆われ、遠目に感じる3DCGっぽさも魅力のひとつ。

南伊豆の早桜

南伊豆町の青野川沿いの河岸に連なる桜並木。普通の桜より約1ヶ月早く開花を迎える。近隣の川津桜の有名ではあるが、最寄りの駅から遠いこちらのほうが、落ち着いて散策できるかもしれない。 この周辺は山に囲まれているため、石廊崎では強風が吹き荒れていても、ここでは比較的穏やか。月明かりの下、一足早い春を感じつつ、桜の道をゆっくりと歩くのも良いものだ。



南の島の冬の海



宮古島と星空の旅

宮古島は沖縄県の八重山諸島にあり、日本の最南端に位置する南の島々の一つ。 数ある八重山諸島の島の中から星を見るなら、この「宮古島」をオススメしたい。その理由はいくつかあって、その一つが島が平坦なこと。 あとは、周辺の離島が全て橋で接続され24時間行き来することが出来る。そして、24時間営業しているステーキ喫茶がある。 確かに、最南端の波照間島は国内最強の星空を見ることが出来るが、到達手段が高速船しかなく、その高速船も波の影響で欠航することが多い。 石垣島は、島が山がちで全方向見通しが利く場所があんまりない。実は沖縄県の最高峰は、石垣島の於茂登岳である。 山と一緒に星を見たいと言う人は、むしろ石垣島のほうが良いとも言える。
北緯24.8度付近に位置している宮古島からは、冬から春にかけて南十字星をみることができる。南の水平線ギリギリに十字架の形をした星の並びが顔を出す。 しかし、その姿が全部見るためには、水平線ギリギリまで雲も霞も無い条件が必須であるから、なかなか見ることは難しい。 さらにこの時期の八重山諸島の天気は曇りがちで、晴れるかどうかはまさにギャンブル。南十字星は全天で最も小さな星座とされるが、水平線に昇ってくるカタチは割と大きく感じるから不思議である。
夜半を過ぎると、今度は東の空に天の川が見えてくる。ほぼ水平に見え始めるその様子は、平坦な宮古島だから見ることができる星の絶景。 移り変わる季節を星空で感じることができるのは、この時期の星空だけ。南の島は夏だけじゃない、人もまばらな冬の宮古島。暑すぎず寒すぎず、とても快適。

砂山ビーチ

「どこにあるのかは知らないけど、どこかで見たことがある風景」No.1は、ここかも知れない。 砂浜にポッカリ穴が開いた岩のアーチがあり、ひっきりなしに観光客がやってくる観光名所である。 この岩のアーチ、以前は真下を潜ることができていたが、今は崩落の危険性があるため、立ち入り禁止になっているらしい。

西平安名岬

宮古島の北西部の角のように延びている部分の一番先端の岬である。ほぼ対角の位置に東平安名岬があるが、こちらは外洋に突き出した荒々しい様相であるが、 こちらの西平安名岬は池間島と伊良部島に囲われているため、波も静かで穏やかな風景になっている。 標高は高くはないが多少小高い丘のようになっていて見渡しがとても良い。 水平線の上にあるものは、先ほども出てきた池間島と伊良部島程度で、360度ほぼ見渡すことが出来る場所である。

与那覇前浜

白い砂浜が約7kmにも渡って続く美しい浜辺である。夏は海水浴客で大変に賑わう。また、日本のベストビーチTOP10で1位に選ばれるほど、人気のあるスポットである。 対面には来間島があり、そこを結ぶ来間大橋が架かっている。季節を問わず、美しいビーチであることには変わりはないのに、閑散期にはほんとうに誰もいない。 波も穏やかで心地の良い浜辺である。